ステビア

乳酸菌発酵ステビアエキス

研究が明らかにした、
発酵ステビアの可能性

ステビアとは

現在「ステビア」という言葉は、一般的には“甘味料”として知られていますが、実はパラグアイを中心とする南米原産の“植物”の名称です。
このステビア草の「葉」から抽出された成分(ステビオサイド、レバウディオサイド等)は、天然の甘味成分であるにもかかわらず、砂糖の“200~300倍もの甘さ”を持ち、しかも“カロリーがほぼゼロ”という極めて希少な性質を有しています。

そのため、近年ではコカ・コーラ社やペプシ・コーラ社をはじめとする世界的な飲料・食品メーカーが、アスパルテーム等の合成甘味料に替えてステビアをメインの甘味料として利用し始めています。

安全性

ステビアは、原産地域である南米では“聖なるハーブ”と謳われており、古来より民間伝承薬として珍重・活用されてきた他、日本をはじめ各国において40年近くにわたる臨床によってもその安全性が確認されております。

その結果として、ステビアは2008年6月にはWHO(世界保健機構)とFAO国連食糧農業機関)の合同機関であるJECFAにおいて、世界最高ランクの安全性を意味する『正式ADI』が設定されました。

さらに、同年12月には、「食経験や科学的な見地から、一般使用にリスクがない」と専門家が総合的に判断したことによって得られる『GRAS認定』というステータスをFDA(米国食品医薬品局)から取得しました。

これによって、ステビアの安全性は世界的に確固たるものとして認めらた結果、ステビアを使用した食品の数は年々急増の一途をたどっています。

ステビアの新しい可能性

従来、「甘味料」の原料としてのみ認識されていたステビアですが、甘味料とは全く異なる新しい、そして非常に多岐にわたる用途や可能性を持つことが明らかとなってきました。
この可能性を担っている素材が、これまで甘味料の原料にならないために捨てられてきたステビアの『茎』の部分を主原料として誕生した『ステビア濃縮発酵エキス』です。

ステビア濃縮発酵エキスの誕生により、ステビアは甘味料とは異なる、様々な分野に向けてその可能性を広げ始めました。

 

ステビア発行エキスの用途や研究事例

農業

作物の成長や味を良くする他、病気に強くし、栄養価を高め、さらには日持ちを良くする。

畜産

家畜を病気に強くし、成長を良くし、肉質や旨味を高め、さらには受胎率を高める。

水産

養殖魚やエビを病気に強くし、抗生物質の使用量を下げることで天然物の味に近づける。

環境

土中や作物の残留農薬や硝酸態窒素を低下させたり、ニコチンやダイオキシンの毒性を低下。さらには、塩害による不作土壌を改良する。

健康メディカル

非常に高い抗酸化力、免疫力の向上、糖尿病の原因であるインスリン抵抗性の改善、C型肝炎やHIV・鳥インフルエンザ・ロタウィルス等の抑制、黄色ブドウ球菌・O157・ピロリ菌等の抗菌他、様々な事例が発表。
最近では、ステビアワールド社と横浜薬科大学の臨床試験により『脳活動の活性化』も示されている他、血中の中性脂肪の低下・血流の改善等、さらに研究が進められている。

コンセプトconcept